主婦で、社長で、ときどきランナー@金沢 yukajj.exblog.jp

女性起業家の試行錯誤する日々を綴る@石川県金沢市


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お盆明けに娘2人をアメリカに送り出して、ここ数日ぼんやりモード。

渡米前は、それぞれ新しい環境に身を置くことになるので準備もいろいろあり、また出発直前に次女がビザ関連でトラブったり、まーまーまーバタバタしておりました。

今回私は同行しませんでした。
長女に次女の保護者役になってもらい、コティーまで連れて行ってもらって、保護者的役割を果たしてもらったあとで、長女はひとり新しい編入先のニューヨークに行く、というもの。

↑こう書くと簡単なんだけどね。


実際に発生したトラブル

  • 猛烈な豪雨の日の、最も荒れてた午前11時台の小松→羽田便。遅延&待機の末、なんとか離陸。
  • 次女の学生ビザが、sevis二重払いからの返金のせいで、政府管理のデータ上から消えてしまったらしく、直前まで大学やアメリカ大使館とやり取りすることになり、ダラスで無事入国できるかどうかヒヤヒヤ。
  • ダラスで入国審査を通れたはいいが、審査や税関の列が超激混みで、無残にも接続便の国内線に乗り遅れる。
  • 空港カウンターで交渉して、ダラス→カンザスシティは次の便になんとか搭乗したものの、最終空港到着が3時間遅れたため、当初迎えを頼んでいた人は来れないことが確定。しかも夜の12時近く…(空港から大学のある町までは片道160キロ)

…と、まぁ「ええー!?」が連発だったわけです。

でも、そんな困ったときに温かく支えてくれる人もいて、


ありがたい支えの数々

  • 長女がコティー在学中にホストファミリー的にお世話してくれたサラとテリーが、カンザスシティ在住のお友達に連絡してくれて、そのお友達が空港まで迎えにきてくれて、泊まらせてもらうことに。
  • 翌日朝、サラとテリーが片道160キロの道を運転して、長女次女をピックアップ。大学まで送り届けてくれる。
  • 長女はその次の日の早朝便でニューヨークに飛ばねばならないため、同日の夜に再度片道160キロの道を再びカンザスシティまで送り届けてくれる。長女はまたサラのお友達宅泊まり。翌日早朝5時にお友達に空港まで送ってもらう。

…と、まぁ「ご好意に甘えまくり」としか言いようがないのです。

同日の朝と晩に片道160キロを2往復(合計640キロ)してくれたサラとテリー。
まったく面識のない2名の外国人女子を2泊させてくれて、空港送迎もしてくれたサラのお友達。

ご好意のレベルが高すぎて泣ける。私なら身内のためでも600キロの運転ができるだろうか。今晩外国人を2人泊めてほしいって頼める友人がいるだろうか。逆に頼まれたときには快く引き受けられるだろうか。
ああああ、全部ムリじゃないのか!40年以上生きてきてなにやってんだ、私は。


そんなこんなで、2人とも無事にアメリカでの新生活がスタートしました。

次女からは、「町主催の大学新入生ウェルカムパーティで、テリーが自分のことをテリーの友達に『She is my daughter(僕の娘だよ)』って紹介してくれたー」と嬉しそうなLINEが。長女のルームメイトだった新4年生のメイソンからは「困ったことがあれば何でも言ってね。『あね』より」と、おみやげとカードをもらったとか。パパにママに姉もできて、次女はもうきっと大丈夫だ。

長女はニューヨークに到着してから「鼻血が止まらない」という一文連絡のみで、寮に着いたのか、ルームメイトはどんな子なのか、まったく応答ナシ。まぁ、便りのないのはよい便り。超長旅の上に、トラブルのたびにあちこち交渉して疲れただろうしな。鼻血さえ止まればこちらも大丈夫でしょう。しかし鼻血は止まったのだろうか。

まぁ、私が心配してもしょうがない。
彼女たちはそれぞれの新たな人生を踏み出したし、あとは信頼だけして、私は私の心配をしよう。

私の心配とは、まさかの空の巣症候群?問題。

子育てや家事より、仕事や自分の時間の方が大好きで、「子どもが巣立ったら、自由しかないでしょ!うぇーい」だったはずの私が、2人まとめていなくなってみたら、正直さみしいんですよ。喪失感を感じているんですよ。なんなんだ、この心の穴は。

自分に限って「寂しい」という感情に襲われることはないだろう、と高をくくっていたので、今回はいい勉強になってます。

自分に限って絶対大丈夫ということはない。1人目(長女)が平気だったから、2人いなくなっても平気ということもない。
性格にもよるのかな。私似のドライな長女に対して、情に厚い次女。強烈に泣かせる爆弾レターを置いていった。恐ろしや。

でもね、「もっとあれをしてあげればよかった、これをしてあげればよかった」という後悔はありません。なぜなら、そのときの自分がベストだと思って選択してきたことだから。
で、いろんな選択をしてきた結果、こうやって送り出して、寂しいという感情が沸き起こるなら、それは私なりに子どもたちと関わってきた勲章なのではないかと。寂しいながらも自画自賛してます。

というわけで、軽い空の巣症候群ではありますが、海の向こうで新しい環境で頑張っている女子2人に負けないように、私もぼちぼちエンジンかけていきます。


上から、自宅時刻、長女時刻、次女時刻。
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次女が入学したコティーの大学公式ツイッタートップ画に長女が!

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最後に役に立つ提言。
「アメリカで入国審査を受ける空港のトランジットには、3時間は見ておくべし」


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# by yuka-runner | 2018-08-20 19:32 | Comments(0)
このブログは、子育て支援ネタ、女性応援ネタ、マラソンネタ、留学ネタ、日常ネタで9割以上を占めているのですが、記事ランキングで一番読まれているのは、それらのどこにも属さない氷河期ネタ、苦笑。

ならば期待にお応えして再び氷河期について語ってみましょうか、笑。


今年6月に内閣府が発表した調査結果で、正社員の給与が、「40代だけ減っている」ことが明らかになりました。

40代というと、氷河期のロスジェネ世代。
内閣府は、40代のみ給与が減っている理由を、「上級ポストが空かないことによるポスト待ちのような状況が多く発生している可能性がある」と結論づけています。日本全体の賃上げの流れも見えてきたのに、その流れにも乗せてもらえない気の毒なロスジェネよ。

しかも、これは正社員のみのデータ。
新卒時にどの会社からも門前払いされ、非正規を渡り歩いている同世代の苦悩やいかに。

氷河期世代の悲しいところは、他の世代にその実情をまったく理解してもらえないことかもしれません。

実例1)
知り合いに、お子さんが就職活動中のバブル世代の方がいます。
※二世代にわたって超売り手とか、どんだけ運がいいんだ、笑。

知「今子どもが就職活動中でさ」
私「売り手市場だからいいですねぇ~」
知「言われてるほど売り手じゃないって。内定2つ取ったけど、本命は厳しいみたいだし」
私「・・・」

実例2)
某会議の席にて、
私「40代のみ給与が下がっているというデータが出ています。この世代に向けた支援施策も考えていくべきでは」
えらい人「そんな数字は本当にあるんですか?信憑性が疑われる」
私「・・・」

実例3)
ブロガーのHAGEXさんが、ネット上で一方的に恨みを持った人物「低脳先生」によって刺殺される。2人とも氷河期世代。
HAGEXさんは、私が愛読しているフミコフミオさんのブログ「Everything you've ever Dreamed」の中で何度か登場していて、私の中では知らない誰かではなかった。後になって「低脳先生」は、九州大学→ラーメン製麺工場バイト→正社員、の経歴があることが分かる。
非氷河期「九大出て、ラーメン屋!?」
氷河期「ああ、あの時代ならありえるかも…」


他世代の人たちは、氷河期世代が内定をたったひとつ取るのにどれだけ苦労をしたか、おそらく知りません。その後も辛酸をなめ続けていることも、もちろん知らないでしょう。

経験したことのない人に理解してほしいというのはムリがあります。まったく悪気なく、ただただ知らないだけ。親であっても「なんで大学まで出したのに、そんな会社でそんな働き方をしているの?」みたいなことを悪意なく口にします。

彼らは純粋に知らないだけ。悪意はまったくないのです。

とするならば、当事者たちが声を上げていくしかない。
ブラック企業で精神を病んだり、引きこもりになってしまったり、そんな世代を二度と生んではいけないのです。


私はこの世代の中では恵まれている方でしょう。
海外大卒を募集していた企業に滑り込むことができ、結婚もして(昔から結婚願望がなかったので、結婚が勝ちとは全く思ってませんが)、子どももいて、起業して自分の好きな仕事もできている。

でもたまたまそういう流れがあっただけ、単に運がよかっただけです。

何かひとつ違っていれば、今ごろ非正規で狭いアパートで月収10数万の生活をしているのは私だったかもしれません。順調そうな他人の生活と比較して、世の中を恨んでいたかもしれません。「40代の貧困」関連のニュースを見聞きするたび、他人事とは思えないのです。

氷河期世代をたとえるなら、赤ちゃん(新卒)として生まれたときに、親(社会・企業)から「あんたはいらない子なんだよ」と言われ、その後も兄弟たちばかり可愛がられて、ろくに愛情を注いでもらえなかった子どものようなもの。

とはいえ、嘆いてばかりいてもしょうがなので、せめて遅咲きの成功者たちの本でも貼り付けておきます。

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人生半分は過ぎたけど、まだ半分は残っている。
伊能忠敬なんて、地図の測量を始めたのは55歳だしね。
絶望するヒマがあれば、希望を探そう。たった一度の自分の人生だ。

唐突だけど、起業とかどうですかね?
もちろん万人に向くわけではないけど。

でも、社会のしんどい部分をたくさん知っている分、人のニーズに応えることもできるような気がする。
政府よ、氷河期向けの創業支援金とか無利子の資金貸付でもしたらどうだ?

氷河期世代の大逆転が見たい。

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# by yuka-runner | 2018-08-01 18:25 | Comments(0)
るうぷ40号できあがりました~。

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今号の特集は「女性×まちづくりでより暮らしやすい金沢に」。
地域で活躍している女性リーダーへの取材記事です。率先してまちづくりに関わっている方たちは、年代や分野に関係なくかっこよかったです。

例えば、今回インタビューに応えてくださった公民館館長の女性(金沢市には60以上の公民館がありますが、女性の館長は現在2名のみ)。

取材の中でこんな風に話してくれました。(誌面より抜粋)
「実際に館長になって分かったのは、男も女も関係ないということ。下の組織がしっかりしている限り、上に立つ人間は誰でも大丈夫。えらいわけでもない。常に率先して動かなくちゃいけないわけでもない。『お願いします』と周囲にゆだねることでたいていうまくいく」

そしてリーダーが女性であることのメリットとして、
「『こんなのいいんじゃない』などの意見があがってきやすい。女性だから言いやすいんだと思う。『それはだめ』とちゃんと言ってくれる人もいる。ありがたい」とおっしゃってます。

これって組織としてもプラスじゃん!
地元名士の年配男性だと、意見なんて絶対あがってこないもん。

女性は真面目な人が多いので、リーダー的立場をお願いされると、「誰よりも動かなければいけない」「誰よりも(上っ面だけでも)有能でなければいけない」と、しり込みしてしまいがちなんですよね。

そんなことないない。声だけが大きい無能なトップなんていくらでもいるじゃないですか。
本来はリーダーに適任な女性たちがたくさん社会に埋もれているんだろうなぁと想像すると、なんだかもったいない話ですね。

「私にもできるかな」と思ったあなた、「あなたならできます」。
そしてリーダーを経験した女性は(ボスじゃないよ、リーダーとボスは大違い)、多くの場合、広い視点と、ある種の寛容さを身につけます。

そんな女性が増えると、ちょっといいですよね。
(繰り返すけど、ボスじゃないよ)

ぜひ今号のるうぷをご覧ください。


<参考>ボスとリーダーの違い

ボスは権威に頼る。リーダーは志、善意に頼る。
ボスは恐怖を吹き込む。リーダーは熱意を吹き込む。
ボスはやれと言う。リーダーはやろうと言う。

(イギリスの高級百貨店チェーン「セルフリッジズ」創業者の言葉より抜粋)


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# by yuka-runner | 2018-07-31 18:18 | Comments(0)

10月12日~14日に「日本女性会議」が金沢で開催されます。


「全国から約2,000人の参加者が集い、男女平等参画社会の実現に向けた課題の解決策を探るとともに、参加者相互の交流の促進や情報のネットワーク化を図ることを目的とした国内最大級の会議」で、今年で35回目。石川県内では初開催とのこと。


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プログラムを見る限り、これがなかなか面白そう。
特に9つの分科会が同時刻で開催されるのですが、どれもこれも興味深い分野で、「どれかひとつを選ばなくちゃダメですか?」という感じ。
個人的には、著書を何冊も持ってる上野千鶴子氏の話を生で聞きたいから、選ぶなら分科会7が私の最終決定でしょうか。

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ちなみに上野千鶴子氏の著書の中で、私が特におすすめしたいのが、これ↑

朝日新聞の人生相談コーナーに寄せられた悩みに対して上野先生が回答したものがまとめられた1冊。
この回答内容が気持ちいいくらい爽快。

■相談例↓
「妻との現場を娘に見られました」男性46歳
「セックスレスで枯れそうです」主婦35歳
「性欲が強すぎて困ります」中学生15歳
「30代の彼と別れられません」主婦70歳

ちなみに、性欲が強すぎて困っている中学生には「経験豊富な熟女に土下座してお願いしなさい」と回答。
上野先生…笑。

決して下ネタだけではなく、
1章:身の下からわきあがる欲望
2章:家庭の外にあるエロス
3章:困った夫、困った職場
4章:母が嫌いでもいいですか
5章:子離れできない親たち
6章:自分が愛せない私
7章:私の人生は何だったのか?

と、人生における悩みを網羅しているので、興味のある方はぜひぜひ一読ください。わたくし一押しの一冊です。

話が完全にずれました。

日本女性会議の件に戻ります。
現在、12日と13日のボランティアを募集しているとのこと。

ボランティアって、なんだか微妙なイメージがありますよね。
やらない理由なら山ほど挙げられます。
「そんな時間があったら家の掃除をしたい」
「お金ももらえないのに動きたくない」
「そんなにお人好しじゃない」
「自分には関係ないし、面倒くさい」

全部私自身の心の声です。

でもね。でもですよ。
今までやったことないことをやると、確実に刺激を受けます。

普段の生活って大抵の人にとって代わり映えないものですから。
同じ人と会い、ルーティーンのように同じことを繰り返して、気づけば1ヶ月過ぎてた…なんてよくある話です。
下手したら、5年10年過ぎちゃいます。

学生のころは、ほっといたって常に新しいことを学ぶ環境があったけど、社会人ともなると、意識して動かなければ新しいことにチャレンジできないもの。

というわけで、取っ掛かりやすいところで、ボランティアどうですか?
これは私自身の経験によるものですが、「誰かの役に立てればラッキー」と無欲に動いてるときほど、あとあと大きな財産になるものとめぐり合えます。
不思議というか、世の中うまいことできてるもんです。

ちなみに私は両日カメラマンであちこち駆け回ります!

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# by yuka-runner | 2018-07-09 20:55 | Comments(0)
6月25日に「金沢市 女性活躍応援ポータル」というサイトがオープンしました。


人権女性政策推進課が提供しているサイトで、女性にとって(男性にとっても)働きやすい職場をみんなで考えようよ、というテーマで制作されたもの。

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どうです?
女性のみなさん、今活躍してますか?
周りの女性の方たちは、活躍されてますか?

「私には関係ない話だね」
「活躍ってしなくちゃいけないの?」
そんな声も多く聞かれます。

「そもそも活躍って何?」
という根源的な質問も当然あるでしょう。

活躍って何かと聞かれたら、私が思うに、それは個人個人で自由に定義したらいい。
100人女性がいたら、100通りの活躍の解釈がある、きっと。

「活躍したい」「活躍したくない」それも自由。
活躍という言葉に引っ張られる必要もない。

ただ、やりがいとプライドを持って仕事に向き合っている人は、「活躍」の自覚などなくても、勝手に輝いていて活躍してると思います。みんながみんな多くの人の目にはつかないかもしれないけれど。

さて、「女性活躍応援ポータル」には、「金沢女性活躍レポート」というコーナーがあり、私がインタビュアーとして取材をさせていただいてます。
初回はクラフトビール会社を立ち上げた鈴森さんのところにおじゃましました(個人的にとても面白かった)。詳しくはウェブへ

女性の働き方はいろいろあります。自分の意思とは関係なく変更を余儀なくされることもあります。長く勤める組織の中で昇進するのもひとつ、別業種に転職するのもひとつ、フリーランスや起業もひとつ。子どものいるいないも働き方に大きく関係してくるでしょう。

ロールモデルはたくさんあるほどいい。
多様性の中にこそ、ヒントが転がっていると思います。

「我こそは」という方「近くに面白い女性がいる」という方、自薦・他薦は問いません。
お気軽に私までご連絡ください。(info☆kosodate-kojo.com ※☆を@に変えてね)
一眼レフ抱えて、おじゃまさせていただきます!

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# by yuka-runner | 2018-07-02 17:52 | Comments(0)